Jinya’s blog

福岡大学/商学部・経営学科

No music no life

こんにちは!今回の投稿はゼミのことではなく私の心に刺さった歌詞について書いていこうと思います。

なぜブログに書こうと思ったのかは私の友達がやっていて面白そうだなと思ったからです。

現在音楽というものは全人類の生活の一部になっていて、楽器から奏でられる音はもちろん、雨だって料理だって音楽だし音楽の定義ってのは言葉にはできないほどこの世に溢れかえっています。

人は音楽を聴くと元気にも悲しくもなれるのです。音楽の力は計り知れません。私は懐かしい曲を聴くとその時の記憶が蘇ることが多々あります。あの時の純粋だった気持ちや楽しかったこと励まされたことを思い出させてくれます。

私の思う音楽の魅力というものは曲調、歌詞、歌う人の声や表現の仕方などからできていると考えます。その中から今回は歌詞に重点を置いて書いていきます。

その前に歌詞ってシンプルにすごいですよね?聴く人によっていろんなパターンの解釈があって、それを綴っている作詞家はすごいなと思います。

 

今回紹介する歌詞は

 

サイレントマジョリティー/欅坂46」の中から

 

 

“君は君らしくやりたいことをやるだけさ

One of themに成り下がるな

ここにいる人の数だけ道はある

自分の夢の方に歩けばいい”

 

 

という歌詞です。素晴らしい!現代の自己主張があまりできない若者に刺さるそんな歌詞です。

 

そもそも曲名のサイレントマジョリティーとは?

サイレント(silent):黙っている、無口な

マジョリティー(majority):大多数

これらを合わせてサイレントマジョリティ

「物言わぬ多数派」と訳されます。

 

この曲のテーマは若者に向けた

「社会のルールに縛られず自分の進みたい方に行け」という応援歌になっています。

 

この曲は1カ月足らずでyoutubeの再生回数が400万回を突破し今では約1億3千万回再生(2019.6月30日現在)されていて、皆さんも街やテレビなどで一度は耳にしたことがあると思います。

 

なぜ多くの人に共感されるのか?

人は群を作りたがる生きものです。学校とか社会とかでもその中に依存していたら自分のしたいことも言いたいことも押し殺して他人の意見に流されてしまう。でも群を抜け出して1人になるのが怖い、自分の夢を他人に笑われてしまうのではないかそんな周囲の目ばっかに捉われている若者たちが多いからだと思います。

 

なぜ周りの目ばかりを気にするのか?

それは嫌われたくないという心理的な要素があるからだと思います。嫌われたくないからいい人を演じて、親や友達のいいなりになったりと他人に依存しすぎています。でもこのままでは嫌だと思う部分もあります。

 

なぜそうとわかってるのに行動できないのか?

それは行動に移した先に不安という感情がよぎるのと行動した先に何が得られるのかがわからないからだと思います。例えば学校や会社ではぶかれたりバカにされたり。そんなことならもうこのままでいいと思ってしまいます。環境が影響する部分もあるのかなーなんて

 

周りの目を気にしない人とはどんな人?

それは自分のやりたいことがわかってて自分の軸を持ってる人だと考えます。自分のやりたいことを持ってると他人からの目を気にしてる時間なんて無駄って思えるんでしょうね。時間の価値を考えるのも面白いものです。

 

 

 

戻りまして

「君は君らしくやりたいことをやるだけさ

One of themに成り下がるな

ここにいる人の数だけ道はある

自分の夢の方に歩けばいい」

 

私は「その他の大勢の一人でいいのか?君は大人たちに言われたことじゃなくて、君のやりたいことをやればいいそして他人の道ではなく自分の道を歩いて行きなさい」という解釈をしました。

 

他人に敷かれたレールの上や社会のルールに従うことは痛くも傷つきもしないけどこれは本当の自分なのかって、自分の個性まで殺しているんじゃないかなって思うんです。

 

でも歌っているのはみんな同じ制服を着たアイドルという群衆で大人をディスってるのに作詞は大人である秋元康なんか矛盾していて、不思議な感じがします。

 

そしてこの曲は

若い人が歌えば若者の主張

大人が歌えば若者へのエール

てな感じで歌う人によって意味が変わるのもとても面白いなと思いました。

 

 

今回はここまでで、歌詞に注目してみると作者の伝えたいことだったり新しい音楽の楽しみ方が広がりますよね。皆さんはお気に入りの歌詞はありますか?まだまだこの世には素晴らしい音楽(歌詞)があるので時間があればまたブログにしていきたいです。