ゼミ活動#6 コンセンサスゲーム
今回のゼミでは、コンセンサスゲームというのをやりました!
コンセンサスゲームとは?
ある課題について、グループ全員の合意(納得)によって意思決定をするゲーム。課題に正解がある場合は、個人決定とコンセンサスによる集団決定の正確さを比較することで集団活動の有効性に気づくことを狙いとし、正解がない場合は、互いのものの考え方や価値観の違いを知ることを狙いとする。
リクルートマネジメントソリューションズのHPより
今回の課題
「宇宙からの帰還」
あなたの乗った宇宙船が不時着した。320km以上離れた、日の当たっている月面上にある母船とドッキングする予定だったが、船は壊れてしまい残されたのは下記の15品目である。船員の生死は母船に戻れるかどうかにかかっている。そのためには、この状況の中での各品目の重要性を検討しなければならない。あなたは生存せるために、優先順位をつけて並び替えた。その順位を書きなさい。
実際にNASAの試験で出た問題だそうです。
まず初めに個人で優先順位を決めて、それからグループで15分話し合い、その後本当に必要なのかをもう一度ディスカッションしてグループでの順位を決めました。
私たちのグループはまず個人で決めた順位を3つずつ言って何でその順位にしたのかとかを話し合いしました。3位くらいはみんなほぼ一緒でスムーズに決まりましたが、それ以降はバラバラでなかなか決まらず時間が経って行きました。
そして答え合わせ
自分の答えとNASAの答えの差を足した合計が自分の点数になります。差が少ないほど生存確率が高まります。
個人
黒が自分の答え
左の赤の数字がNASAの答え
右側の赤の数字が差
個人では38点でした。
グループ
グループでは34点でした。
ほかのグループに比べてなかなか良い成績で、個人で考えた時よりもグループでディスカッションして決めた時の方が良くなっていました。
◎ディスカッションを振り返って
良かったこと
・チームに貢献できるような発言ができた。
・自分の考えが言えた。
改善すべきこと
・考えすぎて沈黙があり時間を無駄にしていた
・既存の用途にばっか頭がいっていた
・たぶんこうなんじゃないかと曖昧に進めていた
・時間管理ができてなかった
〜先生から〜
ディスカッションにおいてのポイント
・言うとこは言わないかん!(心理的安全性)
「私そうだと思ってたのに〜」←これが最悪
・状況をイメージ
質問をしてユーザーを理解する。
「たぶんこうなんじゃない?」で次にいくの
ではなく、模索したり、調べて理解する。
・みんなで話す方が自分で考えるよりよくなる
が、合意を優先すれば良いものが消えている
場合もある。
・目的を明確に
・時間をどう使うかを決める
・前の話で盛り上がるのは時間の無駄
◎コンセンサスゲームをしてみて
もっとその状況になって考えなければいけなかったと思いました。その状況になって考えていれば最初に酸素を選んでいたはずです。また320kmってどのくらいだろう?とか月面上の特徴って何だろう?とか、ピストルは使い道ないからと一番最後に選んだりもっと視野を広げていれば本当に必要なものや使い道が見えていたと思います。反省点もたくさん見つかったので次またどこかでやる機会があればユーザーを理解するということに気をつけて、思っていることを頭の中で止めず言うとこはちゃんと発言していきたい。
to be continued…